今日の言葉
- 2013.9.24 闘争心を燃やす 稲森和夫 語録選集より
- 仕事は真剣勝負の世界であり、その勝負には常に勝つという姿勢でのぞまなければなりません。しかし、勝利を勝ち取ろうとすればするほど、さまざまなかたちの困難や圧力が襲いかかってきます。このようなとき、私たちはえてして、ひるんでしまったり、当初抱いていた信念を曲げてしまうような妥協をしがちです。こうした困難や圧力をはねのけていくエネルギーの元はその人のもつ不屈の闘争心です。格闘技にも似た闘争心があらゆる壁を突き崩し、勝利へと導くのです。どんなにつらく苦しくても、「絶対に負けない、必ずやり遂げてみせる」という激しい闘志を燃やさなければなりません。
- さすがに一代で京セラという世界屈指の企業を育て上げ、さらにKDDIという通信業界で2位となる会社を育て、日本航空の再建という誰も手を上げなかった難事業をわずか2年で達成した人の言葉には力があります。日本航空の再建にはわずかな数の社員しか連れていかなかったという。トップが変われば組織が変わる。船井幸雄氏は企業の業績の責任は99%社長にあると明言していました。まったく、そのとおりです。
ところで、松下幸之助氏の著作に「社員稼業」というのがあります。要するに、サラリーマンといえども社員稼業では経営者である。だから、社員はすべからく経営者としてのマインドを持つべきだというのがその趣旨です。
今の世の中、5年先を見通せる人はいないといっても過言ではないでしょう。その証拠に、5年前に現在の状況を予測した人はほとんどいなかったと思います。この変化の激しい時代には、闘争心をもって日々の仕事にぶつかる以外に、方法はないといってもいいでしょう。
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