今日の言葉
- 2013.9.27 見えてくるまで考え抜く 稲盛和夫
- 私たちが仕事をしていく上では、その結果が見えてくるというような心理状態にまで達していなければなりません。
最初は夢や願望であったものが、真剣にこうして、ああしてと何度も何度も頭の中でシミュレーションをくり返していると、ついには夢と現実との境がなくなり、まだやってもいないことまでもが、あたかもやれたかのように感じられ、次第にやれるという自信が生まれてきます。これが「見える」という状態です。こうした「見える」状態になるまで考え抜いていかなければ、前例のない仕事や、創造的な仕事、いくつもの壁がたちはだかっているような困難仕事をやり遂げることはできません。
稲盛和夫語録選集 - 私たちはたくさんのアイデアを持っています。日々大量の情報に接し、日々大量の思い付きやアイデアが湧いては消えていきます。それらのアイデアはすばらしいものが多いのです。
にもかかわらずほとんどが実現せずに忘却のかなたに消えていきます。
アイデアを実現する方法はひとつ。寝ても覚めてもそのことだけを考えること。
言葉で表すと実に単純なこと。しかし、単純なことはたやすいこととは限らない。単純なことでも実行できないことはたくさんあります。
実行の原動力となるのが「好き」ということでしょう。続けることができるのは好きだから。結局、「好きこそものの上手なれ」ですね。
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