「ゆめこいワッショイ」に込める山本さんの思い
★youtube大阪メチャハピー祭in大阪城2011 ソーラン・ザ・成育
ゆめこいワッショイ実行委員会の委員長山本哲也さんに野江駅前のストーク京阪野江のお店で話を伺いました。ゆめこいワッショイ実行委員会は月に1回、城東区のよさこいの指導者が会合を開いています。ゆめまち未来会議の青少年部会の中のひとつのグループとしての位置づけです。
●山本さんはほかの2名の指導者とともに、成育よさこいチームを指導
山本さんはほかの2名の指導者とともに、平成20年度に結成された成育よさこいチームの指導を行っています。 成育よさこいチームの目的は青少年の健全育成です。踊りで賞を取ることが目的ではありません。そのため、正しい生活習慣のしつけをしっかりと行います。
山本さんたちは、人の話をしっかりと聞き、きびきび動く、そういう子どもにしたいと考えています。大会で賞を取ることが目的の方にはあえて他のチームをすすめることもあります。
新人でも大会に参加します。新人が参加することによりチームのレベルは下がります。それを受け入れるチームワークや協調性を身につけて欲しいと山本さんたちは考えています。
また、最近は学年の異なる子供たちが遊ぶことが少なくなったようです。成育よさこいチームでは小学校1年生から6年生まで一緒に練習します。1年生の号令で6年生まで上級生が動くという経験をすることによって、子供たちはルールを自然と学んでいくようです。
さらに、子供が子どもに教えることも大切です。教えることによって、自分の理解が不十分だったことがわかります。そして、学ぶときにも真剣になります。
●よさこいでは指導者も一緒に踊ります。
よさこいでは指導者も一緒に踊ります。その意味では指導者も子どもたちも平等で同じ土俵に立ちます。
練習では親子で一緒に練習できます。親子で週1回遊べる機会を提供するのも目的のひとつです。
親子のコミュニケーションがしっかりとできていると子どもはすくすくと育つというのが山本さんたちの信念です。
山本さんは22歳の娘さんと今でも旅行に行くのです。友人にその話をするとみな驚くそうです。私も驚きました。山本さんは街の電気屋さんです。お子さんが小さい頃は、平日に遊園地に遊びに行きました。どこの行楽地でも貸しきり状態だったそうです。
●山本さんの理想は、人生をエンジョイすること。
山本さんの理想は、人生をエンジョイすること。冬はスキー、夏は海、お子さんと出かけることがおおかったので、今でもその習慣が続いているとのこと。
本業は電気屋さんですが、生活応援隊という感じで困りごとを助ける仕事がかなり多いそうです。世話好きの山本さんらしいですね。そんな信頼関係から電気製品も買っていただけるとのこと。
「ええじゃないか♪城東区」というオリジナルソングが昨年完成しました。目下の目標はこのオリジナルソング「ええじゃないか♪城東区」を広めることです。
ゆめ〜まち〜未来会議の藤本さんと山本さんが歌のPR隊長です。
●山本さんの夢
山本さんの夢は、SARUGAKU祭を盛大にすることです。城東区といえば、SARUGAKU祭と自慢できるようにしたいと。
実は、中高生は成育青少年指導員の対象外なのです。みんなで遊ぶ場所を提供したいと考えています。そして、多くの人にボランティアができる場を提供して、人の輪が広がればいいと考えています。
今はまだありませんが、よさこいの幼稚園バージョンも作りたいと考えています。そして、小学校に入ればよさこいチーム。次に、中高生も参加できるものをつくり、やがて指導者に育っていく。
という流れを作りたいとのことです。
去年の10月には、山本さんにうれしいことがありました。山本さんのお父さんの代から続けてきた店の一角で、娘さんがネイルサロンをオープンしたのです。業種は異なっても同じ場所で店を開いてくれたのが本当にうれしそうでした。
真剣でユーモアのある指導 | 熱のこもった動き |
※成育よさこいチームでは一緒に楽しく踊るメンバーを募集中です。 お問い合わせは下記まで。
- ■連絡先 ストーク京阪野江 電話06-6931-6560 城東区成育2-2-2
- 名称 ソーラン・ザ・成育
- 練習場所 成育小学校講堂
- 練習日時 毎週火曜日 19時から20時30分
2013.10.29 (文責:長渡)
※取材時の情報にもとづいて書いています。