「お好み焼き 鉄板焼き 一品 つくし」さんにお伺いしました
● 二毛作のお店
京阪本線野江駅の西近くにある「お好み焼き 鉄板焼き 一品 つくし」のマスター光内澄男さんにお話をお伺いしました。摂津水都信用金庫城東支店の仲渡さんのご紹介です。
昼は駄菓子屋、夜はお好み焼きの二毛作のお店です。
さっそく、マスターに店を始めたきっかけをお聞きすると、お好み焼きが好きだったからという返事。
家で作っていたお好み焼きをそのままの味で出しているとのこと。「好きこそ物の上手なれ」を地で行く感じです。
一番のお勧めは「ポン酢焼きそば」という答え。
メニューの写真を尋ねると、写真はないので今作りますという返事です。ちょっとがっかりしていたら、「今作りましょか」とマスター。
私があっけにとられていると、マスターの光内さんはカウンターに入ってもう作り出しています。
10分もかからずに出来上がり。ソースを使わないので、麺の色がそのまま出ています。
焼きそばなのに、味はあっさり系でおいしい。あっという間に一皿平らげてしまいました。胃にも優しい一品です。
取材に来て、看板料理を食べるなんて常識はずれだと思う。(恥ずかしいです)
● 草野球好きの集まるお店
マスターの光内さんは草野球チーム「ガルー」の監督兼マネージャを30年やっているとのこと。高校時代はサウスポーでレフト。社会人野球にも在籍していたことがあるとか。
打順を聞くと「3番、4番、5番・・・以外」という返事。ユーモアたっぷりのマスターです。
ガルーの試合は、淀川の河川敷のグラウンドで月に3回程度。近隣の7チームが集まって、4月から10月にかけて、リーグ戦を行っているといいます。かなり本格的かも・・・。
練習日を聞くと、なんと全て自主練とのこと。(思わず、ずっこけそうになりました)
さて、ガルーのメンバーは20代前半から50代まで12名とのこと。
先発から外れる人もいるので、レギュラー争いはたいへんですねと水を向けると、特別ルールで11人まで打てますとのこと。それに指名打者を入れるとちょうど12人全員が出場できます。(いいルールやなあ)ちなみに11番打者は「おまけ」と呼ばれているそうです。
ガルーはだいたい2位か3位なのですが、今年は6位に終わってしまったとのこと。敗因を尋ねると、予想通り(?)「練習不足」でした。
お客さんは常連さんが多く、野球チームの関係者が特に多いそうです。
● 人気メニューは奥さんの「家庭料理」
人気のメニューはポテトサラダ、グラタン、筑前煮でいずれも奥さんの「家庭料理」です。
家庭的な雰囲気で、お客さん同士もまるで家族か友達のような感じだとか。
そういえば、カウンターにはお客さんから頂いたというみやげ物が並んでいます。メニューの裏には、お客さんと旅行したときの写真が入っています。
なぜか、整体のメニューまであります。お客さんのお店のメニューも置いているそうです。
また、店以外でも年に3回ほどイベントも行います。今まで行ったイベントは、アロー今福ボウルでのボウリング大会、バスでの日帰り旅行、一泊旅行、バーベキューパーティなど。
旅行のための積み立て制度まであるのですから、ちょっと驚きました。
店の壁には「26年4月 つくし親睦旅行積み立てのお知らせ」が・・・。
ちなみに、ボウリング大会の優勝商品は「30%の割引券」です。
店の名前の由来は「商売の店名は3画の倍数がいい」と聞いたので、3画の「つくし」にしたとか。
■ お得情報
- 1. 駄菓子屋さんには、雨の日サービスがあります。雨の日に駄菓子を買うとおまけがもらえます。
- 2. 今回、城東生活ナビを見たと言っていただくと、「お好み焼きか焼きそばを注文したお客様にはビール又はチュウハイの最初の一杯が100円引きになります。」(ただし、初回のみ)
■基本情報
- 〒536-0007 大阪府大阪市城東区成育1-2-12
- 電話 070-5664-8716
- 店主 光内澄男
- 定休日 第1・3月曜日(祭日や月初1日の場合は翌日火曜日が休みになります)
- カウンター8席
2013.11.1 (文責:長渡)
※取材時の情報にもとづいて書いています。