子育てママのブレイクコーナー
vol.6 本好きにするには? 〜うちの場合〜
私は、一応国語科出身なので、読書教育について勉強したことがあります。
雑誌などで、『○歳頃におすすめの絵本!』という特集も度々見ますよね。
子どもの社会性を育む絵本、子どもの感受性を育てる絵本、などなど
本当にすばらしい絵本がたくさんあるので、
息子にはどの時期にどの絵本を与えようか、
本好き女子だった母は、わくわくしながら考えていました。
でも…
そんなにうまくはいきません。
長男は、赤ちゃんの頃新しい絵本を買っても、一ヶ月以上本棚に入れて見慣れるまで、
自分から手にとりませんでした。気に入ると何度も何度も読みましたが。
当然、図書館は使えません(泣)。
3、4歳になると、こちらが読ませてあげたい素敵な物語には全く興味なく、
迷路絵本や電車の絵本が好きでした。
本屋さんに行って、好きな絵本を選ばせようとすると、家にある絵本を持ってくるか、「いらない。」と。
5歳になり、アニメ『忍たま乱太郎』にはまったので、図書館で『忍たま乱太郎』を借りてくると、これは自分でよく読んでいました。
まあ、佐藤優さんも
「読書は、初期の段階では活字であれば何でもいい、好きなものを読ませる。」「ある段階になると、飽和して次の段階の活字に必ず行きます。そのためにも、飽和するまで読ませないといけない。」 『子どもの教養の育て方』2012年発行
と述べているし大丈夫か、と息子の成長とともに私の本選びもおおらかになりました。
次男君は、わりと本好き、物語も好きなのですが、長男の時ほど読み聞かせに時間をとってあげることが出来ていません・・・
それぞれの子どもにとってベストな環境を作ってあげるのは本当に難しい、と日々感じますが
二人とも、読書の入り口にはなんとか立てたので、今後のステップアップに試行錯誤していきたいな、と思案中です。
- プロフィール
- 二男児の30代ママ
教育学部卒、表現文化専攻修了。 インターナショナルスクールの国語教師や、塾業界、保育士を経験。
第一子妊娠後は、専業(教育ママ)主婦をしています。
このコーナーでは、二人の怪獣とたわむれながら感じた事、今まで読みあさった教育関係の本や育児本から『ふむふむ、なるほど〜☆』と思った事など、お伝えしていけたらなと思っています。