子育てママのブレイクコーナー
vol.8 ママ 力(りょく)アップに向けて〜仏教に学ぼう@〜
前回、『ママは本音でいこう!』と言いました。
本音という事は、ママの人としての姿がそのまま子どもに伝わるということ。
やっぱり、(子どもを少しでも素敵な子に育てたい!)という強い思いを実現するためには、
ママは、少しでも人として賢くありたいですよね。
子どもにあれこれ言うのは簡単なのだけど、自分を変えるのは本当に難しい。
私自身、長男が3歳、次男が0歳の時、「もう、このわがままに笑顔で対応はムリ〜!」となった時、『般若心経』という本を買いました。仏教を学んで悟りの域に達しようかと(笑)。
しかし、私には少し難解で(苦笑)なかなか読み進めませんでした。
そして、最近出会ったのがこの本『幸せのタネをまくと、幸せの花が咲く』
お釈迦さまは、腹が立った時の受け止め方に三とおりあることを、
次のような例えで教えられています。
「水の上に書いた文字は、書いたそばから流れて消える。
砂の上に書いた文字は、しばらくして消える。
岩に刻んだ文字は、いつまでたっても消えずに残っている。」
つまり、@腹が立っても、すぐに忘れてしまえる人、Aしばらくたたないと気持ちが落ち着かない人、Bいつまでたっても不愉快だったことを思い出して腹を立てている人と、三とおりあるのだと言われています。
『幸せのタネをまくと、幸せの花が咲く2』岡本一志著 平成24年11月12日発行より
私の両親や妹は@、私はBのタイプだったので、昔、よく「根にもつタイプだな」と言われました。私からすると、忘れ過ぎでしょう!と思いましたが(笑)。
周囲との人間関係などに悩まず、心がいつも明るくいられる人は、@のタイプの人でしょうね。
ただ、私はBのタイプの方が@よりも素敵と思うところがあって、
それは、自分がしてもらった良いことも、ずっと覚えていられるという事です。
怒りに対しては@、感謝に対してはBのタイプで、
日々、心穏やかに過ごしたいな、と思います。
- プロフィール
- 二男児の30代ママ
教育学部卒、表現文化専攻修了。 インターナショナルスクールの国語教師や、塾業界、保育士を経験。
第一子妊娠後は、専業(教育ママ)主婦をしています。
このコーナーでは、二人の怪獣とたわむれながら感じた事、今まで読みあさった教育関係の本や育児本から『ふむふむ、なるほど〜☆』と思った事など、お伝えしていけたらなと思っています。